卒園茶会（年長児、２月２２日）

卒園茶会が開かれ、さくら組のお友だちが１年間、茶道教室で楽しく学んだお稽古の成果を成長した姿と共にお家の方に見ていただきました。

 

はじめに、本堂にて家元からいただいた「おしるし」の授与が行われました。茶道講師の乗山先生から一人一人におしるしが授与されると、緊張しながらも「ありがとうございます。」と、元気よく感謝の言葉を言うことができました。

いよいよお茶会の始まりです。今日の茶花は春を告げる紅白の梅と椿。

かけ軸の「和敬清寂」の意味をみんなで唱えました。

「和は、みんなと仲よくすること。敬は、おじいさん・おばあさん・お父さん・お母さん・先生のお話をよく聞くこと。清は、心と体をきれいにすること。寂は、静かにすること。」

 

はじめに、お菓子をさし上げました。

今日のお菓子は、和菓子職人さんが一つ一つ手作りした上品な甘さの薄ピンク色の可愛い「桃の花」です。

茶せんを上手にふって一生懸命お茶を点て、お家の方に飲んでいただきました。

心を込めて点てたお抹茶をおいしそうに飲んでくれるお父さん・お母さんを見ている子どもたちは、ニコニコ笑顔で、とても嬉しそう。

頑張ったご褒美に、子どもたちもお菓子とお抹茶をいただきました。

お抹茶茶わんには、日本昔話の「かぐや姫・花さか爺さん・かさじぞう・ツルの恩返し・浦島太郎・金太郎・桃太郎」などの可愛い絵柄が描かれています。自分のお茶わんには、何のお話が描かれているかな？

最後に、１年間お世話になった講師の乗山先生に、みんなでお礼を言い、記念写真を撮りました。

今日は、お家の方と一緒にお茶を楽しむことができ、また一つ保育園での思い出ができましたね。

いよいよ来月は卒園式。お友だちや先生といっしょに過ごせる日々もあと残りわずかとなりました。

一日一日を大切に、楽しく過ごしていきましょうね。