茶道教室（年長児、１１月１９日）

東赤石山系の山々の峰に今季初めての雪が見られた今朝。さくら組（年長児）さんの４回目の茶道教室がありました。

これまでにならったお作法を思い出しながら姿勢に気を付けてお稽古に取り組みました。

お茶室で子どもたちを迎えてくれた季節の花は、小さな赤い実が数珠のように連なった じゅずさんご、小さく黄色い花がかわいいイソギク、紅葉が美しい錦木（にしきぎ）。 床には、「和敬清寂」の お軸。

古帛紗を使って お客さまへお茶をさし上げたり、お客さんになってお茶をいただいたりするお作法も だんだんと上手にできるようになりました。

 

今日のお菓子は、お饅頭にチョコがコーティングされた金露梅。落とさないように静かにお運びします。

とてもおいしいね。

いよいよ今日は お茶せんを使って 一人一人 お抹茶点てに 初チャレンジです。

 

先生から、茶せんが竹でできていること。職人さんの技で お抹茶がおいしく点てられるよう 細かい工夫がされていること。優しく丁寧に扱いましょう と、教えていただきました。

お茶わんを左手でそっとおさえ 右手で茶せんを軽くもって数字の「１」を描くように細かく振り、小さな泡がたったら お抹茶のできあがり。平仮名の「の」を描きながら 茶せんをゆっくり上げ 静かに茶せんをお盆に置きます。

自分で点てたお抹茶のお味はどうですか？

難しかったけど、きれいに泡がたった美味しい お茶を点てることができました。

今、発表会に向けて毎日練習に頑張っているさくら組のお友だち。

お茶のお稽古にも　一生けん命取り組むことができました。発表会がとても楽しみですね。